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Death & Honey

死と蜜、儚く甘く気だるい魔法

“不自由なハイウェイ”

何処へ行こうか

何をしようか

と、あなたは言った

何処へも行きたくない

何もしたくないと

私は言った

 

いつの間にか日付が変わっている

車窓から見える景色は

誕生パーティのように暗くって

淹れたてのコーヒーのように硬くって

だから、

車内に溜まった煙草の煙を逃がしてやった

置き去りにして

おざなりなまま

車はハイウェイを走ってく

二人だけを連れて

どこかへ

何かをしに

 

そう、

煙草の煙だけが、自由