Death & Honey

死と蜜、儚く甘く気だるい魔法

”流れてく”

なんとでもなるの

どうにでもなるの

今はまだ

おとなになったらそうはいかないんだ

と、あなたは言ったね

 

人生は決まっていくんだ

って

おかねやひとづきあいで生きにくくなって

苦しくなって

どうにもこうにもならなくなるんだって

うつむいて

 

お酒で流して

音楽流して

僕といるときは

戻っても良いんだよ

何も決まってない頃に

なんにでもなれるよ

どうにでもなるよ

きっとね

 

でも

忘れてしまった

と、あなたは言ったね

僕のせいかな

僕もいつかあなたみたいに忘れるのかな

 

ああ、

ロマンチックな言葉をいくら紡いだって

流れてくだけだから

僕は己の無能を呪う

あなたを救いたいのに

あなたを赦したいのに