2016-05-01 ”メッキ” 詩 この骨を覆う執着のメッキ はがれることなく 鈍い光を増す どこへ行っても引きずる影は何の形をしている? 何か伝わるものがあるとすれば この冷たい理屈か あてどなく さまよって ひるがえれば 契約のしるし それを見つめることができないまま 流れる血を止めようともしない 崩壊したリズム