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Death & Honey

死と蜜、儚く甘く気だるい魔法

”名前のない時間”

全ての思考の道筋が

明確に見えるような気がする

そんな時がある

細い煙のように形を成した後、すぐに消える閃き

 

宴の後の空っぽな時間…

人それぞれから放出された熱量を浴び

この躰にまだわずかに残った異物が酔いを感じさせる

夜の大きな帯の中で

とめどなく拡散していく思考

私は一人佇み、

人生について考えようとして

しかしすぐにやめてしまう

 

ふらふらした

適当な

そんな夜

眠りにつく前の

とても僅かな、

名前の無い時間