2016-06-02 ”パーティ” 詩 あまりの孤独に 手がかじかんだ 疑似餌のパーティ 天気の会話 芝居がかった愛撫 あと、 自分の愛情を肯定するためのあらゆる方便 フルーツカクテルでまぎらわす 皆それに気づきながら 騒ぎ、踊る 泣きながら ザリガニを見つけた 誰にも教えたくない よくわからない孤独に 手がかじかんだ うまく説明できない かなしくもない さびしくもない やわらぐはずもない よくわからないから 誰にも教えられない あまりの孤独に