2016-07-15 ”挨拶はなし” 詩 私の、 やぶれかぶれな言い草に 愛想が尽きたとあなたは言った 形のない切り絵 棚いっぱいの石鹸 動かない私 紅茶の出涸らし 燃やしてしまおう! 全部 そうして、私の小綺麗な部屋は消える 私の小さな人生は消える あなたの歴史から 皆の記憶から 動機は十分 カミソリ 手首 月光 涙 ー涙? そして血 笑う 挨拶なんてナシ