2016-10-20 ”ごらんよ” 詩 吐き出してしまえ 彼岸の向こうからやってくる言葉たち 此岸の奥の底から這い上がってくる言葉たち 現実に自分をフィットさせようとしても はみ出ちまって 収まらないよ 矮小な現実とやら 退屈と忙しさを掛け合わせて 時代と空間を混ぜ合わせて ありきたりな言葉を並べて 呼吸、 呼吸、 次いで呼吸 ⋯ ごらんよ この夜景の灯りは一つ一つが燃える命 朝までの命