2017-03-13 ”両の眼球が” 詩 何かわかったかい? 大人たちは遠いところで自慢している 子どもたちは遠いところで謳歌している どちらにも、『私』は属さない ねえ本当は、 君も含めて、『私たち』と言いたいところだけど、それは許してもらえないだろう 「わからない」 この指先が答える 愛情でも友情でも義理でも契約でもなく、ただ、単純に 君の両の眼球が、こっちを見ている