Death & Honey

死と蜜、儚く甘く気だるい魔法

”季節は終わらない”

あれほどしたためていた想いも

ワンクリックで消え飛んだ

 

次から次に言葉が出てきてあなたを困らせるけれど

それももうおしまい

 

いつか見た風景は名前も色も無くなり

こうやってこのまま

息をするたびに同じリズムで

薄れていくのだろう・・・

 

不思議とさびしさは無く

ボロボロなまま一人立ち尽くしている自分を

上から眺めているまた一人の自分がいる

 

ああ、あなたが今言ったその言葉、結晶にして持っておきたい

きっととても綺麗

ずっと後になって泣くかもね

 

季節は終わらない 変わっていくだけ

冬と春の間や、夏と秋の間のグラデーションの中で

ちょっと胸の奥がキシキシと過敏になるだけ

 

些細なことです

些細なことです