2017-08-06 ”終末旅行” 詩 倦怠感までもがヴァーチャル 纏って 滑り落ちてく その先、 滝壺 「まるで恋愛ごっこしてるみたいだね」 マニュアルは無し 本能に付き従って 喉カラカラになって 凍りついてく あらかじめハズレくじを引くことを想定した、なんとみじめな将来設計 サイコロを振って進む人生 『3マス進む』 『あなたは金貨を3枚手に入れる』 『2マス戻る』 地球一周ももう数十回目 穴の空いたブーツ 彼女も彼も、ため息しか出ない やっとこゴールだ終末旅行