2017-11-01 ”霧の運河にて” 詩 本当に恋しい時に会いたい人が運命の人だから 君じゃないね 寂しい時じゃなく 穴を埋めるのではなく 永遠という嘘で遊んでるのさ 揺らぐ気持ちの中で 不安のボートに乗り 船頭は私に優しく語りかけた 運河は霧深く 私は船頭が何を言っていたかもう思い出せないでいる 悲しいよ 悲しいよ お薬を飲んで お薬を飲んで 今日が行き過ぎる ただただ行き、過ぎる 全部夢というオチはない 船頭が何を言っていたのか思い出せない 会いたい時に恋しい人はいない 会いたい時に 会いたい時に