2017-11-23 "分断の銅像" 詩 優雅に進む 無理なく進む そのはずだった どこかで狂ってしまった 分断された空間 箱庭 怒るだけで精一杯の人達 かわいそう 憐れみの染み込んだ土壌 知らんぷりした銅像 世の喧騒なんてどうでも良いよ、と 風雨にさらされている 傘をなくした私は ずぶ濡れで帰った よくわからない怒り よくわからないから機嫌が悪いのか 濡れてしまえば どうでもよくなった あの公園の銅像は 私と同じ