Death & Honey

死と蜜、儚く甘く気だるい魔法

”うわっつら”

つながらない言葉は

小さな薄緑色の部屋で人知れず泣いている若者の上気した頬

 

歪んだ表面は

現れるとほぼ同時に消えていったように見える彼への愛情

 

羅列された言葉は

心臓を直につかむその手

 

自分のことをわかってくれなかった寂しさと

うわっつらだけの笑顔に騙され、やがて消えた慕情と