2016-07-12 ”うわっつら” 詩 つながらない言葉は 小さな薄緑色の部屋で人知れず泣いている若者の上気した頬 歪んだ表面は 現れるとほぼ同時に消えていったように見える彼への愛情 羅列された言葉は 心臓を直につかむその手 自分のことをわかってくれなかった寂しさと うわっつらだけの笑顔に騙され、やがて消えた慕情と