2016-08-14 ”夏の切り抜き” 詩 私を追い抜いていく老人のタフネス 隆々と自転車で 坂道を 登っていく ガードレールの上に黒い塊 あの子が耳元で囁く 「知ってた?カラスは嘴まで黒いんだよ」 ほんとだ 怖い 目を潰されたらやだな、と なぜか思う 公園を二人して一周まわった 帰り道に落ちていたジャムパン ブランコの影が地面に落とすサイケデリア