2017-03-08 ”神聖なる禁猟区” 詩 ここは禁猟区 神聖なる領域 誰にも穢されることはない 醜さも、美しさも紙一重 奇跡は太陽に近く 後悔は月に優しく添い遂げる どこからか穏やかな風が吹き 狩人は世界を支配する空砲を放つ ひしめき合う薔薇が生き辛い人たちを守り 存在の理由なんて忘れさせる 穢れた言葉を投げるな ここでは、それ相応の罰があると心得よ 閃きはそのまま実行に移せ ここでは、夢中になれたらそれで全て 鳥たちのさえずりと果てが無い森 硬い剥き出しの土、優しい芝 大きな葉や花たち実たち 誰も知らない、誰にも見えない己がここにある 神聖なる禁猟区 魂の救いになるのであれば、いつでもここに来ると良い